札幌市西区二十四軒3条4丁目(二十四軒公園内) 1974年(昭和49)屯田兵の子孫らにより建立
明治4年(1871)、現在の札幌市中央区南4条通以南に、開拓使が近在の入植者を集めて作った辛未一ノ(しんびいちの)村がその年のうちに移転、分散し、全50戸のうち8戸が八軒に、24戸が二十四軒に移ったことに由来する。(「新札幌市史」)
ちなみに12戸が移転した地域(琴似村字十二軒)が、昭和18年(1943)に町制変更で琴似町となりこの一帯が宮の森地区となったため地区名から姿を消すことになった。
札幌市中央区宮の森2条8丁目に「宮の森十二軒緑地」が、宮の森2条11丁目付近には「十二軒通り」がある(らしい)。