2024年11月2日(土)、いちき串木野市立羽島小学校体育館において、いちき串木野市主催の「薩摩藩英国留学生記念館開館10周年記念セレモニー・羽島黎明フェスティバル」が開催された。
北海道久成会から5名の訪問メンバーが出席し、10周年を祝い鹿児島の皆さんと久しぶりに交流をした。
セレモニーには約50名に及ぶ留学生のご子孫が、アメリカやカナダを始め各地から出席された。
グラバーパイプバンドによるオープニングで始まり、祝辞の後は羽島小・中学校生による留学生をテーマにしたスピーチ、この催しに併せて企画・実施された「旅立ちの地エッセイコンテスト」の受賞者表彰式など多彩な内容だった。
なお、このコンテストに応募していた当会の原田副会長が、準大賞を受賞し表彰された。
午後からの羽島黎明フェスティバルでは、鹿児島実業高校や神村学園の生徒による新体操演技や書道パフォーマンス、吹奏楽演奏などが披露され、出席者を楽しませてくれた。
危険を顧みず西洋へ旅立ち、帰国後は各分野で日本の近代化に力を尽くした19名の薩摩藩士への敬愛の気持ちとそのような先達を生み出した地域の誇りが、世代を問わず感じられる催しであった。