國稀酒造

北海道増毛郡増毛町稲葉町1丁目17  TEL.0164-53-1050
1882年(明治15年)創業  「日本で最北の地にある造り酒屋」

 創業者 本間泰三は、佐渡から増毛に移り住み、類い希な商才を発揮し、呉服店舗や雑貨店舗などが複合された「丸一本間家」を興す。その後出稼ぎヤン衆の激しい労働を癒やす為酒造りの必要性を感じ、増毛の良水を使った酒造りを開始、後の「国稀酒造株式会社」の前身「丸一本間合名会社酒類部」を興す。その後は新事業を次々に成功させ海運業に進出、遂に天塩国随一の豪商となる。老境に入ってからもアイデアは尽きることなく幅広い経営を行った。(北海道WEB 北海道の歴史・文化を辿る「先人カードめぐり」より)
 「國稀」という名の酒が、乃木希典元陸軍大将の名前にちなんで、定番の商品名として登場したのが大正9年のこと。(國稀酒造WEB)