札幌農学校第2農場

札幌市北区北18条西8丁目3-6 Tel.011-706-2658(北海道大学博物館)
1969年8月、農場の建造物9棟が、国の重要文化財に指定
2001年10月、第1回選定分の北海道遺産選定を受ける

 「札幌農学校初代教頭W・S・クラークは、農業教育上、実践の重要性を主張し、開校早々の明治9年(1876)に開拓使札幌官園の一部の移管を受けて農校園を開設した。クラークの構想に基づいたモデルバーン(模範家畜房)等の米国式畜舎を明治10~11年(1877~1878)に現在の環境科学院(北10条西6丁目)付近に建設したほか、多数の畜力農具や外国種の牧草・家畜を導入し、洋式農法を実現して北海道畜産の普及拠点となった。(紹介冊子より)

耕馬、産室、雑牛追込所(モデルバーン:模範家畜房)1877年建築、1910年移転改築
牝牛舎 1909年建築
右)穀物庫(玉蜀黍庫:コーンバーン)1877年建築、1911年移転改築
左)収穫室および脱稃(ぷ)室 1911年建築、右の玉蜀黍庫に渡り廊下介して接続