清華亭

札幌市北区北7条西7丁目  TEL.011-746-1088
1961年(昭和36)、明治時代の和洋折中様式の歴史的建造物として札幌市指定有形文化財に指定

 札幌の最初の公園であった偕楽園に、明治13年(1880)に開拓使の貴賓接待所として建てられた。黒田清隆が「水木清華亭(みずきせいかてい)」と名付け、明治14年(1881)明治天皇行幸の際に休憩に使用された。
 庭園は米人の園芸指導者ルイス・ベーマーがつくり、札幌農学校卒業を目の前にした、新渡戸稲造、内村鑑三、宮部金吾の後の三秀才が清華亭に集まって、将来を語り合ったという逸話がある。